リンクのクリックが目標として間違っている理由
「トラフィック」を選んでリンクのクリックに最適化すると、Meta はリンクをタップしそうな人を探します。それは、曲を聴いてくれそうな人とは別ものです。うっかりタップした人、ページが表示される前に閉じた人、あなたの音楽を素通りした人も、すべてリンクのクリックとして数えられます。
リリースページは、広告と配信サービスのあいだにあります。そして、広告プラットフォームが知らないことを2つ知っています。その人がページを見るまでとどまったか、そしてそのあと Spotify や Apple Music などのサービスをタップしたか。この2つめのステップこそ、リンクが得られるもののなかで「聴く」にいちばん近いシグナルであり、最適化すべき相手です。
listenthru が Meta に送るもの
- PageView と ViewContent —— 誰かがリリースページを開いたとき。
- Lead —— 誰かが配信サービスへ進んだとき。最適化に使うのはこのイベントです。
- ブラウザから、Meta ピクセルで。すべてのプランで使えます。
- Pro ではサーバーからも、コンバージョン API で。共通のイベント ID により、クリックが二重に数えられることはありません。広告ブロッカーやブラウザの設定でピクセルが止められても、サーバーイベントは届きます。
- まず同意を。 EEA、英国、スイスからの訪問者には、広告タグが動く前に確認を取ります。
ページで集めたファンのメールアドレスが、Meta に送られることはありません。
手順
リリースページを作る
listenthru でリリースのリンクを貼り付けます。ページにはすべてのサービスが並び、どれかがタップされるたびにサービスへのクリックとして記録されます。
Meta ピクセルを追加する
アーティストの広告の計測の設定で、Meta ピクセルの ID を追加します。訪問は PageView と ViewContent として、サービスへのクリックは Lead として送られます。
サーバーイベントをオンにする(Pro)
コンバージョン API のアクセストークンを追加すると、同じイベントがサーバーからも送られます。共通のイベント ID があるので、Meta はひとつのイベントを一度だけ数えます。
「売上」か「リード」のキャンペーンを作る
Ads Manager でコンバージョンの目的を選び、ピクセルを選んで、コンバージョンイベントに Lead を指定します。
タグ付きリンクを使う
リンク作成から Meta 広告用のリリースページのリンクをコピーし、広告のウェブサイト URL に設定します。分析で、その訪問が Meta 広告からのものとして表示されます。
広告をクリック率で比べる
数日たったら、分析の流入元と Ads Manager を並べて見て、訪問者がいちばんサービスへクリックしている広告に予算を移します。
キャンペーンの設定の選び方
- 目的。 「売上」や「リード」などのコンバージョンの目的を選び、コンバージョンの場所はウェブサイト、イベントは Lead にします。「トラフィック」はリンクのクリックに最適化するので、まさに避けたいものです。
- オーディエンス。 広く始めましょう。リスナーを増やしたい国、無理のない年齢層、そして興味関心はなしか少しだけ。良いコンバージョンイベントがあれば、Meta が自分でリスナーを見つけます。興味関心を細かく重ねると、結果が良くなるどころか割高になることが多いです。
- 配置。 Advantage+ の配置が、まずは無難な選択です。リールとストーリーズには縦型の動画が向いています。正方形の動画しかないなら、それぞれでどう見えるかを確認しましょう。
- 予算と期間。 Meta が学習するにはイベントが必要です。1日に数件の Lead イベントが出る予算で1週間回すほうが、大きな予算を1日だけ使うよりずっと多くのことがわかります。
音楽で効くクリエイティブ
- 音楽から始める。最初の2秒の音と映像で、見続けてもらえるかが決まります。
- リールとストーリーズには縦型の動画を。ライブ映像、スタジオでのひとこま、アートワークに歌詞をのせたものなど。
- テキストではなく、冒頭の数秒を変えたバージョンを2〜3本作る。勝ち負けはクリック率に決めてもらいましょう。
- してほしいことを伝える。Spotify で聴く、プリセーブする、動画を観る。ひとつの広告にお願いはひとつだけ。
結果の読み方
Ads Manager では、リンクのクリック単価ではなく、Lead あたりの単価を見ます。listenthru では分析の流入元を開きましょう。Meta 広告からの訪問、サービスへのクリック、いちばん多く選ばれたサービスがわかります。ページのクリック率を見れば、広告で連れてきた訪問者が本当に興味を持っていたかがわかります。
- 訪問は多いのにクリックが少ない:広告で約束したことをページが果たせていないか、届けたい人に届いていません。広告とアートワークが合っているか確認しましょう。
- 訪問は少ないのにクリック率が高い:オーディエンスは合っています。予算を増やすか、オーディエンスを広げてみましょう。
- Ads Manager の Lead イベントが、listenthru のサービスへのクリックよりずっと少ない:ピクセル ID が正しいか、Pro ならコンバージョン API のトークンが保存されているかを確認しましょう。
プリセーブのキャンペーンでも、同じ設定がそのまま使えます。ページはプリセーブと各サービスへのクリックを記録し、Meta はそのステップを踏む人に向けて最適化します。配信日前のページの準備は、プリセーブリンクのガイド をご覧ください。
よくある質問
どのイベントに最適化すればいいですか?
Lead です。listenthru は、誰かがリリースページから配信サービスへ進んだときに Lead を送ります。リンクが得られるもののなかで「聴く」にいちばん近いシグナルです。
コンバージョン API は必要ですか?
ピクセルはすべてのプランで使えます。Pro では、コンバージョン API で同じイベントをサーバーからも送るので、広告ブロッカーやブラウザの制限で失われるイベントが減り、Meta が学習に使えるイベントが増えます。
広告が何回の再生につながったか、Meta にわかりますか?
いいえ。配信サービスは、再生を広告プラットフォームやリンクのページに知らせません。Meta に見えるのは、訪問とサービスへのクリックです。
「トラフィック」のキャンペーンが正解になることはありますか?
イベントがまだひとつもない新しいピクセルなら、最初の数日を「トラフィック」で始めると役立つことがあります。イベントが届きはじめたら、すぐに Lead を使うコンバージョンの目的に切り替えましょう。